コーヒー散布
今年はいつも以上にナメクジが多くて、ナメクジ用の農薬を撒いて一旦被害がでなくなっても暫くするとまた被害が出てしまいます。
そのせいで、ドラゴンフルーツの新芽がかなり食い荒らされました。
これから梅雨迎え、せっかく出来たドラゴンフルーツの蕾をナメクジの格好の餌にしないため、ナメクジ退治を本格化させる必要があります。
効果があって一番簡単なのはナメクジ用の農薬ですが、今年の様にナメクジが多いとそれなりにお金も掛かります。
もっと安くて済む方法は無いかと探していたら、youtubeの何語か分からない動画で、ナメクジにとってカフェインが神経毒であり、コーヒーで殺せるというのを見つけました。一応字幕で「1% 2%でナメクジ全滅」と言うことらしいので、何が 1%なのかよくわからないまま安いインスタントコーヒーを買ってきて試してみました。
調べてみると、粉末のインスタントコーヒーのカフェイン含有量は 400mg/100 g (小さじ1杯2gで80mg)らしいです。ということは、カフェイン 1%にするためには 4Lの水に対し 40gのカフェイン = 100gのインスタントコーヒー(中ぐらいの大きさのインスタントコーヒー 1瓶くらい)が必要になります。
4Lあればビニールハウスの湿っぽくてナメクジがよく出るところには撒けるので、一回インスタントコーヒー 1瓶 = 400円くらいでしょうか。
一方、農薬の方は 1kg 2,200円で 三回くらい撒くことが出来るので、散布に掛かる手間も考えると、コスト的には農薬の方が安いくらいでしょうか。
コーヒー散布前。隠れていたナメクジが雨で這い出してます。
コーヒー散布後 2時間。薄すぎて効果無し?
4Lの水にインスタントコーヒー 1瓶溶かし込ん液が植物にかかったら、噴霧器が詰まったり、植物の気孔を塞いで生育に悪影響を与えたりそうなので、素直に農薬を買いに行く方が良さそうですね。
関連記事